打楽器のメンテナンスについて(ティンパニ編)

2021.02.16

いつもご覧いただきありがとうございます。オーナーの渡邉です。本日は打楽器のメンテナンス、ヘッド交換、オーバーホールについてのご紹介パート1です。

打楽器専門のスタッフさんがおられるお店は少ないかと思いますが、私渡邉は打楽器奏者・指導者として活動しています。和光音楽教室の打楽器講師も務めております関係で、当店では打楽器のことに関しても自信を持って作業を引き受けさせていただいております。

いろんな団体様に行かせていただく中で、一番不具合が出やすい楽器はティンパニではないでしょうか。

購入してから一度も調整をしていないと色々と不具合が発生します。

「いい音が出ない」

「チューニングが合ってるはずなのに合奏中に先生から音程が悪いと言われる」

「ペダル操作がうまくいかない」

「ノイズが出る」etc…

そんな悩みをお持ちの団体様、一度メンテナンスを受けてみてはいかがでしょうか?

今回は作業の内容を一部お見せしたいと思います。

 

1.ティンパニを分解し、裏側の清掃・オイル挿し等行います。

1.ティンパニを分解し、裏側の清掃・オイル挿し等行います。

2.ペダルを点検し、通常の動きに戻します。

3.テンションロッドの調整等を行います。

4.チューニングボルトの掃除を行います。

5.ケトルを戻しヘッドを張ってチューニングして完了!

 

今回のようにオーバーホールを行うにはより専門的な知識が必要となりますので、メーカー様に依頼して作業していただきます。今回はプレミアのティンパニということで、打楽器業界の最大手「コマキ通商」さんに作業していただきました。コマキ通商様ありがとうございました。

一台につき1時間以上要しますが、楽器が新品の頃のように蘇りますので、是非ご検討いただけますよう宜しくお願い致します。

 

ちなみに通常の点検、ヘッド交換等のみでしたら私一人で行えますので、費用もそれほどかかりません。

お気軽にご相談ください。

 

つづく